代表の髙橋です。 弊社は主な業務としてWebシステム開発を業務としている会社です。また、マーケティングのスキルを活かして集客力のあるWebシステムを作るところを強みとしています。
しかし、問題がありWebシステム開発が忙しくなかなか自社のWebマーケティングが出来ない状態が続いています。このままではマズイ・・と思い。
とりあえず続けることが大事とnoteをはじめてみました。マガジンもいくつか作ったので、時間があるときに更新していこうと思います。
代表の高橋です。 最近は個人的に多忙な毎日の時間管理を全て管理したいと思い、業務関係はToggl、業務も含めそれ以外の時間管理をHoursというアプリを使って管理しています。
フルトラッキングはHoursを使っているのですが、これにはAPIがないためサードパーティツールを使って時間の計算が出来ません。スクレイピングでCSVをダウンロードすればできなくはないでしょうが、出来ればAPIを使いたいものです。
Togglだと、なんと無料プランでもAPIが使えるので業務時間だけでも自動集計し、ノルマ管理を出来る様に実装してみました。
TogglのAPIには、開始日と終了日を指定してその期間の記録と、今稼働中の時間を取得と、プロジェクト一覧のAPIがあります。
これで、下記のような数値がわかります。
ノルマは目標稼働時間で設定します。 一ヶ月は必ずこの稼働時間を確保したい時間を設定します。 これはプロジェクト毎に設定しても良いですが、合算値のほうが日々のノルマを追いやすいです。
ノルマの計算方法は、下記のようにします。 * 月の残りの稼働時間 = 月の目標稼働時間 - 月の実稼働時間 * 月の残り時間 = 月の最終日 23:59:59:999 - 現時間 * 1日のノルマ時間 = ( 月の残りの稼働時間 / 月の残り時間 ) * 24
これで、1日に必要な稼働時間を計算することができます。プロジェクトによっては通常よりも稼働が必要になる場合があったりと、時間配分のバランスや、事務作業に割くことができる時間の計算も必要になっていますが、これで可処分時間をリアルタイムに把握することが可能になります。
計算した時間は、
を用意します。 計算結果は定期的にLINEなどに通知すると便利です。
画像はノルマ時間だけですが、このようにお好きなプラットフォームに自動送信すると便利です。
開発言語はRustを採用しました。 Rustのライブラリでtoggle-rsがあったのでこちらを利用しました。
cargo.tomlからは直接組み込めないようで、ダウンロードして利用しました。この時に作業中の時間の取得するメソッドにバグがあるようで、ライブラリ本体に一部修正を行いました。 データの取得は下記のようにしました。
let entries = toggl.get_time_entries_range(Some(start_time), Some(yesterday_end_time))
let running_entry = toggl.get_running_entry();
稼働中のデータもリアルタイムに取得できるのが便利です。 これによって、稼働中でもノルマ時間が増えていかず、リアルタイムに現状の状態を把握することができます。
働く時間に場所でなくワークライフバランスを重視して時間も自由になっている会社も多くなっていると思います。 「今日あんまりできなかったけど、明日取り返す」といったことも、増えてくるかもしれません。そういった場合に、こういったリアルタイムにノルマを管理できるものがあると全体の管理がシームレスになって来るのかなと思います。
現在トライアルでノルマ管理bot「QuaTime」のモニターを募集しています(規模問わず) 無料で使えますのでご連絡ください。
■QuaTimeって?
月間の時間または売上目標または目標ポイントを決めてその数値を満たせるように進捗を毎日教えてくれるbotです。
■どう使うの? Togglでタイムトラッキングするだけ、あとはLINEやSlackなどでbotが「今日のノルマは5時間です。今日は3時間やりました。残りは2時間です。」と教えてくれます。
■毎日やらないとどうなるの? 毎日のノルマ時間が増えていきます。サボるほど、月の後半が辛くなっていきます。
■どんな人におすすめ? 昼夜逆転で時間リズムがすぐに狂う人、寝過ぎてる人、何かを成し遂げたい人、サボりがちな人、三日坊主な人、最初遊んであとから始めようとしてどこまでやればいいのか覚えてない人、お金を稼ぎたい人、勉強時間を確保したい人におすすめです。
お試しください。
代表の高橋です。 色々と落ち着いてようやく会社ブログを書けるようになりました。 このブログでは初めての記事になります。
これまで個人でブログやQiitaでたくさんの記事を書いて来ましたが、このブログに集約していきたいと思います。
2008年ごろからはてなダイアリーで記事を書いてまして、その頃からはてなブログのユーザーでした。さまざまな記事を書いて、たまにバズったりすることもありました。
その時の経験から使い勝手に慣れていることもあり、ちょうど法人プランがでたことで使うことを決意。既にはてなのオウンドメディアというプランはありましたが、純粋な法人向けはてなブログとは違うらしく、要望で法人向けはてなブログをお手頃な価格帯で出して欲しいと思っていました。
それからたった数ヶ月後、なんとはてなは法人プランを出して来たのです!しかもサブディレクトリプランといって、サブドメインではてなブログを運用できるプランまであることを知りました。そして、執筆段階では、契約手続きが進んでいるところです。
この記事はiOSのはてなブログアプリから書いているんですが、文字数もちょうどいいですし、クラッシュして落ちて書いた内容が消えることもないので、かなり良いです。ブラウザのようにエディタが拡大縮小することもないですからね。この体験が、2020年になり法人として、またできるようになったことは嬉しいことでした。
実はコロナ禍が来てから起業したのではなく、そのほんの数ヶ月前の事でした。
元々は「自分のプロダクトが欲しい」という思いがあって、いつかは自分のプロダクトとして成長を共にできるようなものを生み出し、もしくは出会いたかったと思っていました。しかし、それはなかなか叶うものではありません。
そもそもプロダクトの成功が難しいですし、時間がかかります。少しずつの積み重ねがプロダクトと、そして会社を大きくしていきます。しかし、いつかは終わりが来るというもので自分の意思とは関係なく終わってしまうことが多々ありました。
会社なので、それは当然ではあるのですがこれではいつまで経っても自分のプロダクトにで会うことは難しいと感じました。終わらせない、伸ばしたい、それには会社で一番偉い人になり、そのプロダクトの意思決定を全て握ることだと気づき、起業となりました。
そしてそのとき、ネット上にはたくさんの仲間が出来ていた。昔は学生同士でも、今ではビジネスパートナー。インターネットだって学校での出会いのように将来の繋がりへと昇華していくタイミングが到来していました。
会社を維持するには、まずお金が必要でした。今ではありがたいことにいくつかお仕事を頂き、会社を維持できておりますが、最初はかなりギリギリでした。もろもろの事務作業が莫大に残っていて、会社を維持しつつも、売り上げの発生しない煩雑とした作業をこなしていました。労働時間の計算、事務に避ける時間のコントロールがなかなかうまくいかず、エクセルシートに時間管理を行いバーンダウンチャートを書いて毎回確認していました。
誰かに聞いた「社長は手動かせなくなるよ」というのは本当でした。売上の発生する仕事の何%が、申請用紙や議事録を書くことに変えたのでしょうか。多い月だと50%はあったんじゃないかなと思います。
退職日の12月、退職日と同時に社会保険を切り替え、代表の報酬を決定し、独立したその日にはすでに中国で新型コロナウィルスが発生していたようです。自分はまだ気づいていません。
当時は営業代行の業者にもちょうど契約が完了したタイミングで、月々のバーンレートも増えたタイミングでした。もっと早くコロナについて知っていれば、とも思いますが、経営戦略は変えず、営業代行に依頼しリードの獲得を進めることにしました。
コロナが日本にやってきたタイミングでしょうか、案件が来なくなりました。非常に良い案件もあったのですが、なかなか難しい状況が続きました。年明けだからかな?と思ったものの、数は少なく、案件が取れない状況が続く...。
コロナ禍が続く今も案件が取れることはなく、契約に基づく支払いもあり、身動きが取れない状況に陥りました。
起業は受託案件をメインに経営しておりますが、会社としての成長のためにはギリギリでも投資をしたいと考え調達をする方向で動きました。創業融資の方向で進めていましたが難しいようで、調達は難航しました。
ところが、ちょうど区の方で新型コロナウィルス対策の支援融資があり申し込むことに、無事審査に通ることができたのです。 それのおかげもあり、無事コロナ禍の最初の時期を乗り越えることができました。
投資のため会社のバーンレートも上げていきコロナ禍でも会社の成長戦略を考え人員を採用活動も進めていきました。しかし想定外のことの連続で、チームビルディングは中々思うようにすすみませんでした。
投資をした方が良いのか、抑えた方が良いのか選択しなければならず、私は投資する方向を選びました。会社のギリギリまでバーンレートをあげ、戦略的に動き、複数人のチームが出来ました。
戦略を間違い損失をだしてしまったことも多いですが、その損失も大きなリターンとして返ってくることを実感しています。
大きな波もあり小さな波もあって、小さな波の時は自分から波をおこなさいと、波に乗れないような感覚でした。
そして、大めな案件も対応可能な組織へと変化していきました。
一年間の中で、外注することもありました。しかし持続的な製品開発をすることは大変難しいことを知りました。継続的にお願いすることが難しい事が多々ありました。 外注の場合指示する権限があまりないので、そもそもとスキルを強化していく方向に舵を取る事が難しかった。
そして、社員に対してもそもそも指示を受け入れて頂くことが難しい時もあり、お金を支払っているのにも関わらずコントロールが全くできない状態になり、ただネットサーフィンをし続けるだけで一日が終わってしまうような状況を許容していたこともあります。権限の委譲も本当に任せてスケールできる人でないと、、難しいと知りました。
これではよくないと切り替え、自分のコントロールが効かない事を全て消す戦略を取りました。そして、それによって我慢していたことを全て我慢せず進めることにしました。まるで経営者の暴走です。自分でもそう思いました。
まず不要な管理サービスは全て解約しました。メンバーが欲しいと言って使っていたとしても、自分がいらないと思えば解約しました。そして、従業員の候補探しをしました。これはこれで難航してまして、でも探していると、不思議なことに向こうからやってくるんですね。そうやって仲間は増えていきました。
権限委譲は本当に任せられると思った時だけだと決めていたのでお願いしたいことだけをお願いするという非常にシンプルな体制で始まりました。
そして弊社はもともとリモートワークが多いためシフト制を導入し、ワークライフバランスを実現。スケジュールベースで柔軟な働き方が可能です。
わかりやすい指揮系統と、指示管理をおこない仕事を割り振っていたところ、段々と全体の成長を実感できるようになってきました。それは、自分も含めてでした。権限委譲しているわけではなかったのですが、任せられる安心感もありました。
怖くて指示が出せないということもなく、円滑に指示が出せるようになったことに正直自分でも驚きました。マイクロマネジメントほどではないですが、プロジェクト管理サービスできめ細やかな指示を出し、、どんどん消化してくれる光景は、コロナ禍で全く仕事がなかったあの時にどう指示すればわからなかった頃と比べると大きな変化でした。
そして、何よりもメンバーが課題解決にあたってわからない点が出てきた時には、一つ一つ解説して解決方法を明示してあげることで解決できることが多くなっていき、だんだんとチームパフォーマンスがあがっていったことです。
きめ細やかなプロジェクト管理は、そのまま課題の発見、解決のルーチンと合わさることで会社は円滑に進んで行きました。
弊社は、withコロナで事業戦略をコロナ禍の初期から進めていました。それもあり、案件の性質もwithコロナだったから生まれた案件が非常に多くあります。
しかし、一つ間違えればバーンレートは一気に飛び越え、資本をショートさせてしまうリスクがある綱渡りな状態がコロナ禍であるように感じます。多くの企業がコロナ禍によってオフィスを解約した中で、私はオフィスを契約しましたし、崖を飛び越えるようなことも多かったです。
コロナ禍でこそ、きめ細やかな経営戦略とプロジェクト管理が、少しずつ会社を成長させる力になっているのではないかと思います。
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